業界団体への所属状況を確認する

マンション売買などの仲介を行う宅地建物取引業者は国土交通大臣や都道府県知事からの免許が必要ですが、さらに任意で業界団体に所属することができます。

業界団体への所属は任意ですが、実際には団体に属さないと利用できないネットワークシステムなどがあり、優良な不動産会社は基本的に加入していると考えて下さい。

宅地建物取引業者には4つの業界団体がある

業界団体とは非営利団体で不動産流通業界では4つの団体があります。

現在日本にある業界団体は「公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会」「一般社団法人不動産流通経営協会」「公益社団法人全日本不動産協会」「一般社団法人全国住宅産業協会」の4つです。

各団体の事業目的は以下のものです。

  • 消費者(顧客)からの相談や加入業者に対するクレームの受付
  • 加入業者に対する指導や育成
  • 不動産流通業界の発展

基本的に加盟している不動産会社の法令順守を徹底させ、顧客からの相談やクレーム処理を受付します。また国に働きかけたり、広告を打ったりすることで不動産流通業の健全な発展を促進する事業も行っています。

業界団体に属していない不動産業者はレインズを利用できない

不動産売却を行うためには仲介業者である不動産会社は、インターネット上の情報サイトに売却する物件の情報を登録し、様々な仲介業者からの情報を集めることになります。

「レインズ」とは国土交通省が設立した不動産情報ネットワークで、「指定流通機構」が運営しています。現在は「東日本」「中部圏」「近畿圏」「西日本」で法人が設立されて、不動産売買情報を提供しています。

効率の良い不動産売買を行うにはレインズへの情報登録は必須であり、良い仲介業者も媒介契約を終えると初めに物件情報の登録を行います。ただし、レインズは4つの業界団体に属していないと利用することができないため、業界団体に加盟していない不動産会社はレインズに登録することができません。

良い仲介業者を選ぶには加盟している業界団体を確認する

業界団体に加盟していないとレインズが利用できずに、スムーズな売却に悪影響が出る可能性があります。仲介業者を選択する際には、必ず業界団体への加盟状況を確認するようにしましょう。

【加盟状況の確認方法】

不動産会社が業界団体へ加盟しているかを調べるには国土交通省の「建設業者・宅建業者等企業情報システム」を利用します。このサイトはインターネットで誰でも利用ができ、不動産会社の免許番号や社名(屋号)どちらかを入力するだけで検索することができます。

検索を行うことで業界団体への加盟状況や「宅地建物取引業保証協会」の加盟状況まで確認することができます。

良い仲介業者を選ぶには必ず建設業者・宅建業者等企業情報システムを利用して、業界団体への所属状況を確認しましょう。