不動産会社の得意分野を見極めるのが大切だ

世の中に星の数程もある不動産会社から、信頼のおける良い不動産会社を探すのはなかなか難しい作業になります。都会の駅前に行くと沢山の不動産会社があり、テレビCMで見る大手から、気の良いおじちゃんが経営している地元密着型の不動産会社まであります。

マンションなどの不動産をスムーズに売却するには仲介業者選びが大切。まずは不動産会社の得意分野を見極めてタイプ別に分類することを実行してみましょう。

不動産会社に得意、不得意な分野がある

例えば銀行ですが、一言で銀行と言っても「銀行」「信託銀行」「信用金庫」「ゆうちょ」など様々なものがあります。また「日本銀行」も銀行ですね。同じ銀行と呼ばれる会社ですが、行っている業務には違いがあり、日本銀行に口座を持っている個人なんているはずもありません。

不動産会社も同様で会社によって行っている業務に違いがあり、それぞれに得意、不得意な業務があるのです。不動産会社が行っている3種類の主な業務を紹介します。

【不動産管理業務】

賃貸マンションやアパート、分譲マンションの管理を行うのが不動産管理業務です。賃貸物件では入居者の募集、身元確認、契約を行い、毎月の家賃の受け取りなどの業務を行います。また清掃の手配や修繕などの管理も行わなくてはいけません。

自社で賃貸物件を保有しているケースもありますが、多くは大家さんと管理契約を結んで管理を行うことが主な仕事です。駅前の路面にある大手の不動産会社の多くは不動産管理業務が主な収入元になっています。

【不動産賃貸業務】

自社でビルや駐車場を保有して、それらを賃貸することで収入を得るのが不動産賃貸業務です。特に近年ではオフィスビルや大規模な商業施設を自社で建築して、賃貸契約で貸し出し利益を上げるビジネスモデルが多く、全体の不動産業の利益の大半を占めています。

またタワーマンションなどの大規模住宅においても、一部を販売せずに保有賃貸契約で利益を上げている不動産会社も少なくありません。日本の経済環境が良くなることで、活況が生まれるビジネスです。

【不動産取引業務】

マンションや一戸建てなどの不動産を仲介して売買する業務が不動産取引業務です。売買には自社で取得した不動産を売却する「自己物件取引」と、仲介している物件を売却する「仲介取引」に分類されます。

個人が保有するマンションなどの不動産を売却する際には、不動産会社と媒介契約(仲介契約)を結ぶことで、買主を見つけて契約、引渡しまでの業務を行います。

不動産の売却なら不動産取引業が得意な仲介業者を狙え

マンションの売却において良い仲介業者を探すには、不動産取引業務を主に行っている不動産会社を見つけることが大切です。特に駅前で賃貸物件を扱っている会社に、相談しても効率の良い売却は難しいでしょう。

またマンション売却には強いが、一戸建て住宅は不得意な業者もあり、反対に一戸建が専門でマンションの売却には実績がない不動産会社もあります。

そこで重要なのが各不動産会社の販売実績を確認することです。インターネットの不動産サイトを見れば、各社が様々な物件を掲載しています。特に「レインズ」が運営しているサイトでは、媒介契約を行うと必ず登録する義務がありますので、このサイトを見て各社の販売傾向を確認するのも良い方法です。

また不動産会社の担当者に直接販売実績を聞くことも大切で、「昨年のマンション販売実績」「一戸建ての販売実績」をエリアに絞って聞いてきましょう。

沢山ある不動産会社でも得手不得手があることを覚えておきましょう。